2016-6-21 動物

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「植物は記憶し、感じ、考えたりできる知性を持つ生命体である」
といわれたら、思わず 「は?」というリアクションしちゃいますよね。しかし、この話は昔から真面目に科学者が数々の実験をして発表しており、近年でも様々な研究が行われているのです。

目も耳も脳もない植物にそんな訳ない、と思いがちですが、生命体は未だ科学では解明できてないことだらけです。生命が宿るということは、人間の持つ知識や常識、科学だけでは考えも及ばない力が隠されていることはあるものです。

エセ科学者呼ばわりされたクリーブ・バクスターの驚きの実験結果とは?

遡ること約50年前以上の1964年、嘘発見器の専門家だったクリーブ・バクスターは、ライターでドラセナ葉を焼いてみようと心の中で思った瞬間うそ発見器が反応し、焼く気がないが焼くぞという脅しの気持ちだけの時は反応しなかったという実験結果が発表されました。

この結果は多くの人に注目され、以来、植物が人間の心- 気持ちを読み取る(感じる)ことができるという定説ができ、それを「バクスター効果」と呼ぶようになりました。

しかし、その10年後には正しい環境下での実験とは言えなかったという新たな論文により、バクスター効果は否定されることになります。

しかし、このバクスター効果は、本当にデタラメと言い切れるのか。今でも科学的には立証できない事実として多くの研究やデータが発表されているのです。

2010年に出版されたPlant Signaling & Behaviorでは、植物は “細胞光のメモリ機能 を持つ知性ある生命体で、様々な環境下での高い応用性や情報処理能力を持っていると発表しています。

この情報処理能力には、植物は記憶された情報を処理できるメカニズムを備えているという結論を出しています。例えば、近い将来に自分が病原体の攻撃される情報を予測し記憶していくことができるというのです。

また、植物は自分が必要としている以上の光合成をして光エネルギーを吸収するそうです。それは、まだ世間知らずで何も分かっていない若葉にベテランの葉が自分のエネルギーを使ってトレーニングするためなのだそうです。

ベテランの葉が様々な自然環境下で生きていく術を記憶して若葉に伝えていける応用性を持った知性を兼ね備えているということなんですね。

生命が宿っている限り野菜にも果物にも心が宿る

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さて、こうした実験結果をバカバカしいとか、だから何なの?とか、科学的には論外である!と意に介さない人もいるでしょうし、反対に何でも生きている以上は当然あり得る話だ!と受け止める人もいるでしょう。

常識では考えられない無農薬、無肥料のりんご栽培を成功させ一躍時の人となった木村秋則さんをご存知でしょうか。木村さんが成功させるまでの苦労は想像を絶する長い年月を費やしました。そこから出てくる木村さんの言葉には説得力があります。

なぜ肥料も与えず、農薬を使った虫の駆除もしないで2年近く放置しても腐らないほどの生命力あるりんごを育てられたのか。

木村さんは、どうしても栽培過程でダメになるりんごを見て上手く育てらないことに申し訳ない気持ちになり、ある時りんごの樹に謝ったことがあったそうです。しかし、その時、全てのりんごの樹には謝ることができなかったのですが、その後その謝らなかったりんごだけが腐ってしまった という体験をしたそうです。

自然界で育つ難しさを極限まで見てきた木村さんは気がついたのです。本当にりんごが育つ為には農薬や肥料で周りの環境を変えるのではなく、どうやって自然に生きる生物にとって最良に心地よい自然環境を作ってあげられるかが大事であるいうことに。

そして強い生命力の源は、肥料や農薬ではなく、深く愛情を掛けて心から育てていくことが人間に限らず、野菜や果物も大きく元気に美味しく育とていくと悟るのです。

こうした木村さんのやってきたこと、体験から、
「植物や野菜、果物は記憶し、感じ、考えたりできる知性を持つ生命体である」
ことが100%否定できるとは言い切れないと思いませんか。

日頃何気なく口にする野菜や果物。これも実は心ある命を頂いていることを意識すれば、より食べ物に対して感謝の気持ちを持つようになりませんか?

また、自然界に存在する木との共存を忘れ、どんどん自然破壊をする今の世の中を改めて考えたりする機会にもなるのでないでしょうか。

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